¡Hola!こんにちは。
意味が混同しやすい動詞の使い方に迷うことはありませんか??
今日は、意味が似ている動詞のconocerとsaberの違いを紹介します。

conocerとsaberについて
まずはこの2つの動詞の意味を確認してみましょう!
conocer: (人や場所を経験として)知る
saber: (知識や情報)を知る
両方とも「知る」という意味ですがどのような違いがあるのか
具体的に説明していきます。
conocerについて
conocer: (人や場所を経験として)知る
活用はこちらから確認できます
▶conocer「(体験的に)知っている」 | 【VERBO】スペイン語の動詞の意味と活用形の検索
①人を「知っている」

¿Conoce a Tatiana?
(タティアナを知っていますか?)
この場合のconocerは実際に会ったことがあるという経験を含んだ「知っている」という意味になります。
注意:実際に会ったことはないが 、知識として「知っている」場合はsaberを使います。
②場所を「知っている」

¿Conoces a Japón?
(日本を知っていますか?)
この場合のconocerは日本に行ったことがあり、経験として日本を
「知っている」という意味が含まれます。
このように、実際の経験を踏まえて人・場所を「知っている」と言う際にconocerが使われます。
saberについて
saber: (知識や情報)を知る
活用はこちらから確認できます
▶saber「(知識や情報で)知っている」 | 【VERBO】スペイン語の動詞の意味と活用形の検索
①情報として「知っている」

¿Tú sabes el número de teléfono de mi hermana?
(あなたは私の姉の電話番号を知っていますか?)
この場合、電話番号という「情報」を「知っている」のかを質問しているためsaberを使います。
➁知識として「知っている」

¿Sabes dónde está el museo?
(どこに美術館があるか知っていますか?)
この場合、美術館の場所という「情報」または本人の「知識」を質問しているためsaberを使います。
「知る」以外の意味をもつ saber「~できる」
③知識があり「~できる」

¿Sabe hablar japones?
(日本語を話せますか?)
▶なぜpoderではないのか
poder「できる」という意味ですが、「日本語を話すことができますか?」と聞く時、poderを使いたくなりませんか?
saberとpoderの違いもみていきましょう。
saberとpoderの違い
saber:(知識、能力があり)できる
Poder:(することが可能)できる
否定文の例の方が分かりやすいと思うので
以下の例文で違いをみてみましょう

No se cocinar
▶(仕方・知識を知らない)料理ができません。

No puede cocinar
▶(何かしらの要因があって)料理ができません
この例文の場合であると、
saber:料理の知識、仕方を知らないため、「できない」
Poder:材料がない、時間がないなど何かしらの環境的要因により、「できない」
という意味の違いがあります。
では、次の例文ではいかがでしょうか。

yo no se tocar el piano
▶ピアノを弾く知識がない、弾き方を知らないため「できない」

yo no puedo tocar el piano
▶ピアノを弾けない環境的要因があり「できない」
例えば、時間が遅いため、ピアノそのものがない等
英語でイメージがつく方は
Do you speak English?とCan you speak English?の意味の違いと似ています。
conocerとsaberの違いを会話で学ぼう

¿Tú sabes Taylor swift?
(テイラースウィフト知ってる?)

Claro!!Me gustan las canciones de ella
Yo fuí al concierto de ella en EEUU
(もちろん!彼女の曲大好きだよ!アメリカのコンサートに行ったよ!)

¡Que bueno!
conozco a EEUU
(めっちゃいいね!アメリカ知ってるよ(行ったことあるよ))
まとめ
conocer: (人や場所を経験として)知る
saber: (知識や情報)を知る
説明と例文を通して、意味の違いを理解できたでしょうか??
日本語からスペイン語へ直訳しようとすると、動詞の使い方に迷うことがあると思いますが、意味の違いを理解できれば適切な動詞が使えるようになると思います!
¡Nos vemos!


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